ラリー・ヤングとエルヴィン・ジョーンズとのトリオという人選をしたライオンの非凡なセンスに脱帽:商品追加

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ジャズのレコードを追加しました。ファンキーよりのジャズからレスター系のサックスなど。「GRANT GREEN / TALKIN’ ABOUT!」近年のブルーノート盤の中でも評価がうなぎ登りではないでしょうか。「GRANT GREEN/FEELIN’ THE SPIRIT」が不動の人気でもちろん内容もグリーン節炸裂で良いのですが、ちょっとハービ・ハンコックがどうかなと。私は以前から本盤が大好きでしたが、改めてラリー・ヤングとエルヴィン・ジョーンズとのトリオという人選をしたライオンの非凡なセンスに脱帽です。コルトレーンのトリビュートだからエルヴィンなのでしょうが、サックスを入れないところが3枚上手、ラリー・ヤングは時代にフィットしなくて(早すぎた?)あまり恵まれないところがありましたが、ここでもグリーンと音のダンスをするような革新に満ちたオルガン、リアリーグッドなオルガンプレイヤーです。

今日出張買取で伺ったお客様宅でカートリッジの話題に。お客様は針圧2gまでの低針圧派、DENON103系のユーザーだったが、生産中止にともない現在は同じく空芯のAUDIO TECHNICA製を使用しているとのこと。型式は正確に判らなかったが、おそらく上記のモデルだと思う。現行の主流でもあるラインコンタクト針、シバタ針は、個人的に初期盤にはあまり良い印象がなくそれを素直に訊いたところ、初期盤との相性は溝のカッティング精度とのお答えを頂いた。実際お客様の感想では、DECCAの初期盤はバッチリのようで、DGGとかその周辺レーベルは合わないとのこと。また溝の底を拾うため、そこに汚れなどが詰まっていると、そのまま音へも影響してしまうとも。

なるほど、確かに初期盤は針によってノイズの出方が違う。それは針圧よりも楕円針との接地面の問題が大きく影響してるのか。また底の汚れというもわかる気がする。やはり超音波か・・・。とも思ってしまいました。